Interview[ 社員紹介 ]

車両メンテナンスを支える
陰の立役者

2016年入社
設備機械事業本部/仙台設備支店
T.I

  • #新卒
  • #技術職
  • #入社6年~10年目
  • #理系
  • #フレックス制経験
  • #出向経験

これまでのキャリア

2016年入社
新幹線事業本部  新幹線事業所                  配属
東日本旅客鉄道(株)  技術アカデミー       出向
新幹線事業本部  新幹線事業所                  異動
設備機械事業本部  仙台設備支店              異動
現在に至る

※掲載内容は取材当時のものです。

子どもの頃より「鉄道」に関心があり、鉄道系の職に就くことを目指して進学しました。その中でも特に機械分野に興味を持つようになり、鉄道においては「車両」に興味を持ったことが最も大きな理由です。 当社は鉄道車両に関わる企業の中でも、車両メンテナンスが主要事業となっており、自分の中で一番目的に近いと感じたことが決め手になりました。 また車両だけでなく検修設備にも事業活動の幅を持っており、多岐にわたる技術に触れることができます。このようにエンジニアとしての幅を広げることができる点も、志望理由に繋がりました。

interview-01業務内容を教えてください

現在は設備機械事業本部 仙台設備支店の企画課に所属して仕事をしています。仙台設備支店は東北4県(宮城、山形、岩手、青森)内にある車両検修設備機械の維持管理や新設工事を請け負っており、 その中でも企画課は各現場の安全・品質・環境に関するマネジメントを担う部署です。具体的には、各種会議やパトロールなどを介した業務効率や労働環境の改善、作業品質向上のため、本社・支店で一体となって取組んでいます。 その他、産業廃棄物の処理契約や各種教育など、現場のバックアップ業務も行っています。

interview-02業務で大切にしている事と、今後の目標は?

私が業務において特に大切にしていることは、現場主体で業務を組み立てることです。当社は車両・設備機械メンテナンスのプロ集団であり、現場力が大きな売りの一つと言えます。 反面、私は現在、現業機関の支店に在籍しているものの、所属部署は間接部門であり、直接的には車両検修設備機械の維持管理や新設工事の現場に携わっていません。 あくまで現場が上手く回るよう、業務の枠組みを組立てて回すことが主たる業務の意義と認識しています。そのため、常に現場目線で物事を考えることに注意しています。 また独り歩きにならないよう、相手の立場を考えてコミュニケーションをとることにも気をつけています。 今後、私が挑戦したいことは、「車両」と「設備」が一体となった取組みです。私は以前、車両メンテナンスにも携わっており、様々なキャリアを積ませていただきました。 多くの車両検修設備が老朽化を迎えてリニューアルの時期に面している現在、「車両」と「設備」の両方を知っている身として、両者をつなぎ合わせる存在になりたいと思っています。

interview-03やりがいや達成感を感じる瞬間は?

設備機械の故障は車両メンテナンス工程への支障だけでなく、最悪の場合は輸送障害に直結することがあります。特に営業線と密接にかかわっている編成車両の検修設備の場合、故障対応は時間制限と戦いになるケースがあります。 また近年では設備機械が老朽化を迎え、部品調達自体が困難な場面に遭遇するケースも増えてきました。そういった設備の故障対応時に、持てる知識・技術で対応し、輸送へ支障をきたすことなく復旧作業を完了した時は、 陰から鉄道に携わっている我々もお客さまの安全・安定輸送の一翼を担っていることを実感でき、やりがいを感じることができます。

interview-04JRTMのココが魅力!

近年は働きやすい職場づくりや福利厚生の充実に力を入れており、様々な面で社員に還元するところが魅力です。例えば働きやすい職場づくりでは、フレックス制度の導入により個々のペースに合った働き方を選択できるようになりました。 福利厚生の面では、若年社員の家賃補助や任意保険のグループ団体割引など給与面でのサポートもあり、また現在の社会情勢を勘案した給与のベースアップが実施されたこともありました。 その他、社員企画型のレクリエーションもあり、仙台設備支店では毎年、社員同士での国内旅行を楽しんでいます。このように、公私ともに充実した日常を過ごせるところが自慢のポイントです。

ある1日のスケジュール
  • 8:30
    出社、業務準備
  • 8:45
    現場へ移動(仙台→山形)
  • 10:00
    山形派出へ到着、現場パトロール開始
  • 12:00
    作業・パトロール終了、昼休憩
  • 13:00
    山形派出にて教育
  • 15:00
    教育終了、事務所へ移動(山形→仙台)
  • 16:30
    事務所へ到着、報告書作成
  • 17:30
    退社

interview-05未来の仲間へメッセージ

近年は様々な技術が発達し、生活環境が目まぐるしく変化する時代を迎えていますが、人や物資を運ぶ「鉄道輸送サービス」は需要が減少していくものの、そのもの自体の価値はこれからも変わらずあり続け、 またこれからも人々の生活を支え続けていくと、私は思っています。そんな鉄道を陰ながら支え、またより良いサービスにしていくためには、新たな若い力が必要です。 今後、我が社の一員となって、共に切磋琢磨しながら一緒に「鉄道輸送サービス」を盛り上げていく日々が来ることを、心よりお待ちしております。

additional interviewフレックス制度の利用

設備機械事業本部では、2024年度よりフレックス制度が全支店で採用されています。私たちの検修設備メンテナンスは、車両検修の工程が止まっているタイミングしか作業に入れないため、 使用頻度の多い設備機械の点検時は日中帯に行えず、夕方から残業時間帯にかけて実施することが多々ありました。しかしフレックス制度導入後はそれらの都合にもフレキシブルに作業することができるようになり、 待ち時間のロスが減りとても効率化されました。また平日に有給休暇までを取らずとも病院や市役所へ行けるようになり、プライベートの時間調整もしやすくなったと感じています。