Staff Interview

※掲載内容は取材当時のものです。

「ただいま」と笑顔で言える、
「安全・安心」をお届けする
やりがいのある仕事。

K.M

車両事業本部/東京支店 八潮車両センター

2020年入社

社会人採用 技術職 入社1年~5年目 出向経験

これまでのキャリア

2020年入社/車両事業本部 東京支店 八潮車両センター 配属/
東京臨海高速鉄道 出向/車両事業本部 東京支店 八潮車両センター 復職/
現在に至る

調理系専門学校を卒業後、約10年調理師として働きました。 通勤で毎日鉄道を利用する中、365日24時間天候を問わず秒単位で運行管理される鉄道業界に興味を持ち、その一端を担いたいという思いが芽生えました。 興味、思いはあったものの、工業関連の知識、経験がゼロで異業種からの転職は厳しいのではないかと考えていたところ、人伝で当社の存在を知りました。 私のような異業種から転職された先輩方も多く、教育体制が充実していること、車両における開発・設計・メンテナンス・改造・車両基地設備といった幅広い業務内容を経験できることに惹かれて、当社に入社しました。

業務内容を教えてください

東京臨海高速鉄道八潮車両基地内にある八潮車両センターに所属しており、車両検修、入換業務を行っています。具体的には、6日以内に行う列車検査、90日以内に行う機能保全といった法令に基づいた鉄道車両の定期検査に加えて、故障、不具合発生時には本線上、駅でも都度対応します。 作業内容によっては、時折リーダーの役割を担います。また甲種電気車運転免許(限定)を取得しましたので、駅、車両基地間の回送車両の運転業務も担当しています。 幅広い車両知識、技能を習得するために他事業所に赴き、鉄道の安全安定輸送の要となるブレーキ装置の検修にも携わっています。

業務で大切にしている事と、今後の目標は?

常に疑問を持つこと、何事にも挑戦することを大切にしています。 仕事上たくさんの機器を扱いますが、動作原理、何のためにある機器かなど疑問を持ち、資料、図面を読み返し、経験豊富な上司、先輩方に教えていただき、納得がいくまで考えるようにしています。
社内外の様々な研修に参加して知識を深めたり、今後の業務に必要となる資格の取得、他事業所への助勢、社内外の各種競技会に参加するなど、日々新しいことに挑戦しています。 今後は、進化していく鉄道車両に関する知識、技能をより一層深めて、総合的な車両知識と技能を強みに、安全安定輸送を担える人材を育成していきたいです。

やりがいや達成感を感じる瞬間は?

検査、修繕に携わった車両が何事もなく、お客様を目的地まで送り届けている姿を見ることです。車両故障を起因とする遅延が発生すると、首都圏の他線区、他会社までの広大な範囲に影響が及び、鉄道を利用されるお客さまにご迷惑をおかけしてしまいます。 こういった事態を防ぐために、日頃のメンテナンスとチームワークが重要です。検査工程で不具合を発見して故障を未然に防げたときや、故障原因の特定から修繕まで日数を要した車両など手間が掛かるほど、後に得られる達成感も大きいです。

JRTMのココが魅力!

JR東日本エリアの各地に勤務先があり、様々な職種が存在します。自身の能力、特性、興味に合わせたキャリアビジョンを描け、会社として後押ししてくれる環境があります。
新幹線、在来線、交流車、交直流車、ディーゼル車、モノレール、案内軌条式といった多種に渡る鉄道車両メンテナンスの知見、実績があり、運転業務にも従事できるのは、当社の強みです。 鉄道に関する知識がなくとも、経験豊富な上司、先輩がおり、各種資格取得の費用を含めたサポート体制が整っています。
また、子育てに奮闘する身としては、育児休職の高い取得率や、子供の体調不良時に気兼ねなく休暇を取得できる環境に魅力を感じます。

ある1日のスケジュール
  1. 7:45

    出社

  2. 8:00

    点呼、アルコール検査、打合せ

  3. 9:00

    入区車両運転

  4. 11:00

    列車検査

  5. 13:00

    休憩 昼食

  6. 14:00

    列車検査

  7. 16:00

    出区点検、出区車両運転

  8. 18:00

    構内入換

  9. 19:00

    休憩 夕食

  10. 20:45

    故障対応、資料作成

  11. 22:30

    休憩 仮眠室にて就寝

  12. 翌3:45

    起床

  13. 翌4:00

    点呼、アルコール検査、出区点検

  14. 翌5:30

    車両故障に備え待機

  15. 翌8:10

    引き継ぎ、退社

未来の仲間へメッセージ

技術の進歩、労働人口の減少等の要因で、JR東日本をはじめとした首都圏鉄道会社でのワンマン化導入、新幹線の自動運転試験の実施等、近い将来乗務員の省力化が進むことが予想されます。 ワンマン化、ドライバーレスの要は鉄道車両であり、お客さまの安全安定輸送を守るためにメンテナンスの重要性がより高まります。共に学び、共に成長して明日の安全安定輸送を一緒に担いましょう。

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