Staff Interview

※掲載内容は取材当時のものです。

唯一無二の塗装技術で
世に誇れる車両を生み出す。

T.N

新幹線事業本部/新幹線事業所

1999年入社

新卒 管理職 入社11年目~ 理系 出向経験

これまでのキャリア

1999年入社/東北交通機械㈱ 利府支店 配属/東北交通機械㈱ 車両部 異動/
東日本旅客鉄道㈱ 出向/新幹線事業本部 企画部 異動/
新幹線事業本部 新幹線事業所 異動/現在に至る

業務内容を教えてください

私の所属する新幹線事業所は、JR東日本の新幹線車両全形式のメンテナンス業務を行っており、車両本体の検査修繕や車両から取り外された機器や台車の検査を行っています。 その中で私は新幹線車両への塗装作業における管理業務を担当しており、塗装作業における品質管理や作業者の安全管理などのマネジメント業務に従事しています。

業務で大切にしている事と、今後の目標は?

日頃の業務において常に意識していることは、意識改革です。私はこれまで新幹線車両検修などのメンテナンス業務、品質管理、契約業務、技術開発などの間接業務を経験し現在に至ります。 様々な業務内容に対応するため、前例に従って業務を進めていくことで、ある一定の成果を得ることはできました。しかし、前例踏襲を継続すると自ら考えることを止めてしまい、仕事の本質を理解することなく惰性で業務を遂行することになります。 「前例が正しい・間違い無い」と何も考えずに作業するのではなく、「何のためにやるのか」「この方法が最善なのか」と考えて仕事をするよう心掛けています。 現在は新幹線車両への塗装作業における管理業務が中心となりますが、これまでの手法をベースに作業環境を改善すべき事象や、効率化対策が必要な作業に対して業務変革を実施し、作業者がより良い環境で作業できるよう取り組んでいきます。

やりがいや達成感を感じる瞬間は?

現在の新幹線車両のカラーリングは多種多様な塗色が採用されているため、車両外板の塗装作業にはかなりの労力と時間を要しています。 また、機械装置での塗装作業以外に人力でのハンドガン塗装もあるため、塗装の仕上がりには細心の注意を払って塗装作業を実施していますが、その状況においても我々作業者は、より品質の良い車両を提供できるよう日々努力し作業に従事しています。 その努力の成果ともいえる新幹線車両が駅に入線し、車両を一目見たお客様に「新幹線カッコいい」「色が綺麗」と少しでも思っていただければ我々の苦労も報われ、やる気が回復します。

JRTMのココが魅力!

私が所属する新幹線事業所・塗装課は、JR東日本の新幹線車両全形式の外板を塗装することができる貴重な技術集団です。 塗装技術習得にはかなりの時間と経験が必要となりますが、塗装技術を習得することができれば、自動車等にも容易に塗装できる一人前の塗装職人になれます。 塗装作業に限らず、様々な技術習得や資格取得に関して会社は全面的にバックアップしてくれますので、より良い環境で社員のポテンシャルを最大限に引き出してくれる会社です。

ある1日のスケジュール
  1. 8:00

    出社

  2. 9:00

    点呼、体操

  3. 9:30

    現場確認

  4. 11:00

    事務作業

  5. 12:45

    昼食

  6. 11:00

    手順書の改訂、品質関係文書の確認

  7. 13:45

    事業所連絡会

  8. 14:00

    現場確認

  9. 15:30

    事務作業

  10. 17:25

    退社

未来の仲間へメッセージ

現代社会では、華々しい表舞台で活躍する人間と、その活躍を成功まで導くためのサポートを行う人間が存在します。 前者が活躍するためには後者の存在は欠かせないものであり、後者は前者がより輝けるよう努力を惜しみません。我々の仕事はまさに後者であり、鉄道車両が安全に活躍できるよう影で支える「縁の下の力持ち」的な存在です。 「縁の下の力持ち」は英語で「Unsung Hero」(アンサングヒーロー)、隠れた英雄なのです。皆さんも英雄の一員として活躍してみませんか。

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