Staff Interview
※掲載内容は取材当時のものです。
出向で身に付けた力を活かし、
会社の枠を超えたつながりを。
Y.O
人事部(出向)
2019年入社
これまでのキャリア
2019年入社/車両事業本部 大宮支店 配属/東日本旅客鉄道(株) 出向/
現在に至る

「モノづくり」が好きで、大学では機械工学を専攻していました。学んでいくうちに、すべての機械において、「『メンテナンス』が大切であり、その仕事に携わりたい」と思ったのがきっかけです。 そこからは、鉄道の『メンテナンス』に特化した会社を探し、当社を見つけました。通勤や通学で使用するように、『日常』に欠かせない鉄道車両自体にかかわりたく、現場の第一線を張れるような技術者になりたいと思い、 総合職ではなく、技術職採用で当社を志望しました。まだまだ女性が少ない鉄道業界ですが、福利厚生が充実している点なども、決め手の一つでした。
業務内容を教えてください
私は現在、JR東日本へ、車両メンテナンスに係わる企画・技術管理部門を担う人材の早期育成を目的とした「メンテマスターコース」で出向しております。 親会社であるJR東日本の社員となり、15か月間は総合車両センターの品質管理・計画業務、残りの9か月間はJR東日本本社での技術管理・計画業務、という合計2年間の出向です。 当社では知り得ないことを学ぶこともありますし、業務と並行して、メンテマスターとしての課題を設定して取組み、JR東日本の本社にて発表を行っています。
業務で大切にしている事と、今後の目標は?
一つ一つの業務において大切にしていることは、広い視野で物事を捉えることです。特に、若手社員・女性社員としての目線を忘れずに業務を行っています。 業務を行っていくうちに、固定観念にとらわれて視野が狭くなってしまい、改善をせずに「昔のやり方」で続けてしまうことを避けたいからです。 変える・変わるということに抵抗のある方が多い中で、この取り組みを行うことはとても難しいですが、一歩踏み出して改善していきたいです。 今後の目標としては、現場の第一線として、現場社員の皆さんをまとめられるような、現場を深く知っている管理者になりたいと考えています。 若手社員や女性社員のサポートをしたり、出向経験者として、JR社員との連携を取りたいです。現在、総合車両センターでは、業務として「かかわる」だけで、「連携」ができているとは言い難いです。 契約上の都合もあるため難しいことではありますが、出向から戻ったら、当社の現場社員のためにも、今お世話になっているJR社員のためにも、「連携」を形にしたいと考えています。
やりがいや達成感を感じる瞬間は?
自分の思ったこと・感じたことを発言して、「それが何かの解決につながった。」「誰かの助けになれた。」と実感できる仕事がしたいです。 相手に「伝える」ことはとても難しく、自分が伝えたつもりでいても、きちんと伝わらないと、「自己満足」で終わってしまいます。 私自身、これを体験して、正直かなりつらかったです。「伝わるまで伝える」「誰にでもわかりやすく」と出向中にもよく言われます。 高校や大学と違って、今まで違うことを学んできた、経歴も年齢も違うすべての方に理解してもらうのはとても難しく、今後もきっと、それが高い壁になると感じています。 だからこそ、自分が携わった業務や学んだことをアウトプットし、理解や納得をしてもらえた瞬間は、達成感があります。
JRTMのココが魅力!
私の配属先は台車検修班で、女性初の配属でしたが、快く受け入れていただけました。 業務への姿勢によりますが、丁寧に教えていただくことができ、一つ一つ評価してくれる先輩方が多いので、自分のスキルアップにつながります。 休憩中の雑談や懇親会も楽しいです。年齢が少し離れていても相談しやすい方が多く、出向中にも何度か助けていただきました。 また、面談や意見交換などで、自分のやりたいこと、目指しているものなどをしっかりと伝えると、資格取得やスキルアップをさせてもらえます。 積極的な若手社員は、いろいろな方面で実力を伸ばしてくれます。

ある1日のスケジュール
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8:45
出社、メールチェック
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9:00
部内ミーティング、業務進捗・共有事項の報告
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10:00
会議報告用の調査資料の作成
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12:00
持参した弁当でお昼
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13:00
安全内部監査のため現場へ出張
(コロナの状況により、リモート監査) -
14:00
現場到着、書類審査・現場審査開始
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16:30
監査終了、監査報告書作成
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17:30
業務終了
